- WordPressブログを始めたいけど、何から準備すればいいかわからない
- 準備不足で失敗したくない/無駄な出費や遠回りを避けたい
- ブログの方向性や構成に自信が持てず、手が止まってしまう
こんな悩みを解決する記事を用意しました!
「とりあえず開設したけど、何を書けばいいのか分からない…」
「設定ばかりで疲れて、結局手が止まった…」
私も同じ壁にぶつかると不安になったので、約2ヶ月かけて準備を整えてから開設しました。
WordPressブログは簡単に始められる一方で、準備不足が原因で挫折する人も多いのが現実。
だからこそ、始める前に「何をやるか」を整理しておくことが、遠回りしないコツです。
この記事では、ブログ開設前にやっておくべき5つの準備を、実体験ベースでわかりやすく解説します。
これからブログを始める方は、最短で成果が出せるスタートダッシュを目指しましょう!
記事本編の前に、少しPRさせてください!
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ブログ開設までの全体像をつかもう

「ブログを始めたいけど、何から手をつければいいのか分からない…」
そんな方のために、筆者が実際にブログ開設〜運営開始までに行った準備と流れを
時系列で図解+一覧表でご紹介します。

期間 | やったこと |
---|---|
開設2ヶ月前 | ブログの目的を明確に/ジャンル・ターゲットの絞り込み |
開設1.5ヶ月前 | ブログ名と独自ドメイン候補の決定 |
開設1ヶ月前 | サイト構成設計/30記事構想→5記事下書き |
開設2週間前 | テーマ決定(AFFINGER6)/参考サイトの分析 |
開設1週間前 | トップページ構成・目次・導線・内部リンクの設計 |
開設当日 | ConoHa WINGでブログ開設/記事3本+ロードマップ投稿 |
開設1ヶ月後 | サイト1・2共通レイアウト+記事テンプレート整備 |
開設2ヶ月後 | トップページ完成/10記事+αの投稿達成 |
開設2ヶ月以降 | アクセス分析を開始/第2サイトのトップページ構築へ |
ブログは思いつきで始めると、方向性に迷って続かないことがよくあります。
筆者は「目的・レイアウト・記事構成」まで開設前に具体化しておいたことで、開設後も迷いなく取り組みやすくなりました。
現在も試行錯誤中ではありますが、1記事目から「読まれる記事とは?」を意識して、自分の経験を軸に書くことに集中できています。
- ブログ開設前に、全体像を「見える化」しておく
- サイト設計・導線・記事テーマも事前に決めておく
- 開設初日に“価値ある記事”を届けられる状態をつくる
次章では、いよいよ「ブログをなぜ始めるのか?」を明確にしていきます。
準備①:ブログの「目的」を明確にする

「何を書けばいいかわからない…」「記事レイアウトが定まらない…」
それ、“ブログの目的”が明確になっていないことが原因かもしれません。
何をするにも、まずは“ブログを立ち上げる目的”を明確にすることが大切です。
💡収益化しやすいブログにするには、「特化型ブログ」が有利とも言われています。
※特化型ブログとは、特定のテーマ(例:転職/節約/ガジェットなど)に絞って深く発信するブログ形式のこと。検索流入や収益導線を設計しやすいメリットがあります。
この段階で「自分が何を軸に発信したいのか」をはっきりさせておくことが、ジャンル選定や記事設計にもつながります。
目的が定まることで、今後のジャンル・ターゲット・記事構成・収益化方針までの判断がスムーズになります。
逆にここが曖昧だと、手が止まりやすく、サイトの方向性がブレてしまう原因にも。
📝 目的を決めると迷わなくなること
- 何について書くか(ジャンル選定)
- 誰に向けて書くか(ターゲット設定)
- どう収益化していくか(マネタイズ戦略)
- どんな構成・見せ方にするか(サイト設計)
たとえば「副業で収益化したい」という人と、「日記的に記録を残したい」という人とでは、
選ぶテーマも、記事の書き方も、まったく変わってきますよね。
📌 よくあるブログ目的の例
- 広告収益やアフィリエイトを通じて副業にしたい
- 転職活動のポートフォリオとして活用したい
- 趣味やスキルを誰かの役に立てたい
- 自分の考えや経験を整理・記録しておきたい
この「軸」が決まっていたことで、30記事分の構想・サイト構成・記事の優先順位もすぐに見えてきました。
今も模索中ではありますが、“やるべき方向”が見えているだけで大きな安心感があります。
🔰 これから始める方へのアドバイス
まずはメモ帳でもOK。
「自分はなぜブログを始めたいのか?」を1文で書き出してみてください。
モヤモヤしていた方向性が、一気にクリアになりますよ。
準備②:発信ジャンルとターゲットを決める

「誰に向けて、何を発信するか?」
ここが曖昧だと、書く手が止まってしまう原因になりがちです。
前章で“目的”が定まったら、次に決めたいのが「ジャンル」と「ターゲット」。
どんなテーマで、どんな人に向けて発信するのかを明確にすると、記事タイトル・見出し・構成が自然に浮かぶようになります。
▼ Step①:「ジャンル」を決めよう
- 転職体験/資格取得/子育て/副業/資産形成 など
- 自分の実体験や興味に基づいたテーマは継続しやすい
- 「検索されるキーワードがあるか」も収益化のカギ
▼ Step②:「ターゲット」を具体化しよう
- 20代後半/異業種からの転職を考えている/IT初心者
- 30代主婦/在宅ワークに挑戦中/家事・育児と両立したい
筆者の場合は、
「建設業からIT業界へ未経験で転職した体験談」をベースに、
同じようにキャリアに悩む人を読者像に設定しました。
共感されやすく、自然と記事のトーンや内容が定まりました。
▼ ターゲットが明確になると…
- 検索キーワードが絞りやすくなる
- 「あの人に届けたい言葉」で文章が書ける
- 自分の経験が“価値ある情報”になる
🔰 初心者さんへのアドバイス
書き出しのヒントは、「過去の自分」に向けて書くこと。
あの時、何に悩み、どんな情報が欲しかったか──
その視点が、自然と“ジャンル”と“読者像”を導いてくれます。
💬 筆者はこうやって決めました
- 未経験エンジニアとしての経験や学習・転職の過程を「ロードマップ」として発信
- 発信を通じて収益化し、同じ境遇の方の役に立つことを目指す
この目的をもとに、以下の2サイトを明確な軸で設計しました。
🔹 サイト1:IT転職・学習ロードマップ
- ジャンル: 未経験からのIT転職・スキル習得
- ターゲット: 20〜30代の未経験・第二新卒
- 収益化: 学習教材や転職支援サービスの紹介
- サイト構成: ステップ形式の学習ロードマップ+体験談
🔹 サイト2:ブログ運営×WordPressノウハウ
- ジャンル: WordPress活用・ブログ収益化
- ターゲット: 副業としてブログを始めたい初心者
- 収益化: AFFINGERやConoHaなどのアフィリエイト
- サイト構成: 実用的なHowTo+収益導線の設計解説
準備③:初期コンテンツ(3〜5記事)を用意しておく

「ブログ開設できたけど…何を書けばいいか迷ってしまう」
そんな悩みを避けるためにも、事前に記事をストックしておくのがおすすめです。
WordPressの設定が終わっても、記事がゼロだと訪問者に「まだ動いていないサイト」という印象を与えてしまいます。 第一印象はとても大事で、記事があるかどうかで滞在時間や信頼感も大きく変わってきます。
▼ 開設前に記事を用意しておくメリット
- 訪問者が「役立つ記事がある」と安心する
- カテゴリやデザイン構成を考えやすくなる
- 「投稿がまだできていない…」という焦りを回避できる
筆者は開設前に、約30記事分のタイトル+見出し構成を先に作成。
その中から「まず投稿すべき10本」を選び、5本ほどを完成状態にしておきました。
▼ 初期に準備しておきたい記事タイプ
- 自己紹介やブログのコンセプトを伝える記事
- 「読者の悩み」を解決するHowTo記事
- サイトの全体像がつかめるロードマップ記事
特におすすめなのは、「この順に読めば理解が深まる」ような導線設計。
たとえば、ステップ解説形式やカテゴリー別まとめ記事は、ユーザーの滞在時間も伸びやすくなります。
▼ SNS運用の準備も並行しておくと◎
ブログ開設と同時にSNSアカウントを用意しておくと、記事の拡散や初期アクセスにつながります。 筆者は開設と同時にTwitter(X)アカウントを開設し、記事リンク付き投稿を週3本ペースで運用スタートしました。
✅ すべてを完璧に用意する必要はありません。
“投稿しながら改善していく”のがブログの正しい育て方。
まずは3〜5本の“伝えたい記事”を完成させておきましょう。
準備④:ブログ名・ドメイン名の方向性を決める

「ブログ名ってセンスが必要?」「ドメインって何を基準に選ぶの?」
…そう悩む方こそ、ここで方向性を整理しておくのが大切です。
ブログ名とドメイン名は、サイトの顔です。特にドメインは一度決めると変更が手間なので、できれば開設前に方向性を固めておきましょう。
▼ 名前を決めるときの3つの基本ルール
- 覚えやすいこと(発音しやすく短めが理想)
- イメージが伝わること(何を発信するかぼんやり伝える)
- 被らないこと(Google・SNSで事前に検索)
▼ 筆者がやった「名前決定フロー」
- 発信テーマの軸(例:未経験エンジニア・キャリア・学び)
- キーワード候補(engineer / growth / road / works など)
- キーワードの組み合わせでドメイン案を複数作成
- GoogleやX(旧Twitter)で既存名の被りチェック
最終的に、サイト名は「Engineer Blog Works」、ドメインは「engineer-growth.com」に決定。
ジャンルも伝わりやすく、検索結果でも他と被りづらいことを確認して採用しました。
▼ 名前が決まらないときのヒント
- 英単語 × 状態(例:code + journey、writer + note)
- 数字・略語(例:engineer24、devlog365)
- 造語・日本語MIX(例:エンジニア道、こどもとコード)
✅ ドメイン名は変更が面倒なので慎重に
ブログ名はあとで変えてもOKですが、
できれば開設初期に「ブログ名 × ドメイン」セットで方向性を統一しておくのが理想です。
準備⑤:WordPressテーマを選定する(無料 or 有料)

「テーマって何を選べばいいの?」「無料と有料、どう違うの?」
はじめての方が最も悩みやすいポイントかもしれません。
WordPressテーマとは、ブログ全体のデザインと機能性を決める土台です。
テンプレート選び次第で、記事の読みやすさ・回遊率・収益導線までも変わってきます。
▼ 無料テーマと有料テーマの違いを比較
比較項目 | 無料テーマ(例:Cocoon) | 有料テーマ(例:AFFINGER6) |
---|---|---|
価格 | 0円 | 15,000〜25,000円前後 |
デザインの完成度 | シンプル(自力で調整が必要) | 洗練されたテンプレが豊富 |
カスタマイズの自由度 | やや制限あり | 直感操作・細かい調整が可能 |
SEO対策 | 基本的な対応あり | 内部SEOも細かく設定可能 |
筆者は「最初から収益化を視野に入れていた」ことと、「HTML/CSSの知識がなかった」ことから、
AFFINGER6を選びました。結果的に、デザインも収益導線も簡単に整えられて、満足度は高かったです。
▼ CocoonとAFFINGERで迷っている方へ
無料テーマ Cocoon は「初めてブログに触れる方」にとって安心ですが、
将来的にデザイン変更や広告設計を強化したくなったとき、有料テーマの手軽さはかなり大きな差になります。
✅ 有料テーマは“初期投資”ですが、記事執筆に集中できる環境を整える意味でもおすすめです。
「読者に見られる前提で整える」=やる気・継続にもつながります!
まとめ:準備が8割。始める前の整理が未来を変える

「ブログは開設してから考える」のではなく、“始める前の整理”こそが継続のカギです。
本記事では、WordPressブログを始める前にやっておくべき5つの準備を紹介してきました。
- なぜブログをやるのか?目的を明確にする
- 発信ジャンルとターゲットを決める
- 初期記事を3〜5本準備しておく
- ブログ名・ドメインを戦略的に決定する
- 自分に合ったWordPressテーマを選ぶ
この5つを押さえるだけで、スタート後の迷いが激減し、「継続できる土台」が作れます。
✅「始める前の行動こそが、後の差になる」
今日できることから、1つずつ準備していきましょう!
筆者自身もまだまだ模索中ですが、この記事を通して、あなたのスタートが少しでもスムーズになれば嬉しいです。